岩手(1)

もう7月になっちゃいましたが、6月頭に行った恒例の大学の友達との旅行です。いつもは6月末〜7月頭の週末なんやけど、約一ヶ月早くなったのは7月はSHOCKがあるからです(`・ω・´)まぁそんなことは言わなかったんですけどね!東北は梅雨明け遅そうやし、それやったら梅雨入り前に行っちゃおーよ☆て言ったらみんなあっさり納得してくれたんですけどね!
そんな思惑はともかくとして、今回の旅行、日本史専攻3人(私含む)、東洋史専攻2人、西洋史専攻1人、という大概のことは網羅できてそうなメンバーだったので、いつもにもましてディープな旅でした。行ったとこはメジャーどころばっか(だと思う)やったけど。てことで以下ダラダラ書くので隠します。

6月5日(土)

関西から岩手までの便が伊丹発着のJ/A/Lしかなかったので、神戸の子も南大阪の子も問答無用で伊丹集合。海外行くのは関空な上、元々飛行機より新幹線派なので、超久々な伊丹でした。緊急コン@仙台ぶり?あれ、そこまで久々じゃなかったな…(笑)。
あさいちの便で出発して、花巻空港に着いたのがちょうどお昼前。てことで、ランチのために早速盛岡へ。オススメもして頂いたぴょんぴょん舎に行きましたー。

左が冷麺、右は温麺。辛さが選べたので、私は一番レベルが低い中辛。辛いもん苦手なので、最低ランクで中辛(;゚Д゚)てビクビクしてたんですが、スイカが良いお口直しな感じで美味しかったです。辛かったけど!
食べてる最中物凄い雨が降ってて、車の中に傘置いてきちゃってたんでどうしようかと思ってたら、食べ終わる頃には傘無しでもOKな小雨になってました。日頃の行いの賜物ヽ(´∀`)ノ
ランチ後は2時間半ほどかけて山をいくつか越え、龍泉洞
 
地底湖の水が世界でも有数の透明度の高さ、とかいう触れ込みだったんですが、ほんとに言葉を失うくらい綺麗だった。なんかふわーって吸い込まれちゃいそうな。ライティングも凝ってて、もう異世界、て感じでした。写真に残せるもんじゃないよなーこーゆーの。
1時間ほどかけて見て回った後、再び盛岡に移動。(ほんとは海岸側をぐるっと回って次の目的地に行くつもりやったんやけど、何しろ岩手、本州の次に面積広くて、移動するだけで何時間かかんねん…て状態だったので断念しました。浄土ヶ浜とか見てみたかったんやけど;)ケータイで美味しい海鮮料理が食べれるお店!て検索してテキトーに見つけた居酒屋で夜ゴハンにしました。ケータイってほんと便利!

ウニとかお造りとか超美味かった!訛った店員さんもかわいかったし、お酒も進みますよね!思う存分飲み食いしてもそんなに高くなかったのは、岩手価格だったんだろうか。お腹一杯で盛岡市内のホテルにチェックインして、お腹一杯のはずなのにコンビニで買った酒とつまみで軽く宴会して、翌日も早いのでちゃっちゃと寝ました。何話してたかって、ガールズトークなんてかわいいもんじゃなく、ひたすらマンガの話だったのは気のせいじゃないと思う…

6月6日(日)

7時起き。今回の旅のメインディッシュ、中尊寺に向かって南下します。その途中、北上市にある鬼の館に寄りました。だってガイドブックには小さく載ってるだけやったけど、超気になったんだもん!入口入ると鬼太郎たちがお出迎えしてくれたりしてちょっとウキウキ。展示室に入る前に一部屋あって、そこで導入の映像見せられてから入るって流れだったんですが、それがまたやたら煽る作りで、楽しいのなんのって。いろは歌のやつとか*1、知ってたけど怖ぇー!てなって、やっぱ演出って大事だねー。中の展示室は、ま、市立なのでそこまでスゲー!てのはなかったんですが、鬼についてのQ&Aとかシュールで笑えた。「Q:鬼の好物な何ですか?A:何と言っても人間です。」みたいなやりとりがしれっと展示してあんの。見学者が私たち以外にほとんどいなかったので(日曜日なのに…!)、大学の劇団で女優やってた子がキャラ作って音読してくれたり、かなりはしゃいじゃってました。いやー「楽しそう!」ていう自分たちの直感を信じて良かった。沖縄の時のJAXA沖縄旅行記参照)といい、直感大事。
鬼の館を後にして、平泉へ。ついたらちょうどお昼前だったので、中尊寺行く前にランチにしました。わんこそばー!ほんとは限界まで挑戦するガチなやつが良かったんですが、そーゆーのできるお店行く良いタイミングがなくて、高校の修学旅行で一回やったし、まいっかー、と最初から決まった杯数用意されてるやつです。

一人24杯。でもお腹いっぱいで途中でギブアップした子のを貰ったので私は25杯。おそばやからもっと食べれたんやけどなー。薬味も美味しかったし。スジコとか鮪ろか付いててちょっと豪華だったの。
私らが食べ終わったくらいからお店が混んできて、前倒しで食べて良かったねーと言いつつまずは毛越寺。曲水の宴やってそうな(後で調べたら実際やってた)庭園が素敵でした。

お寺とか行ってもあんま庭園には食いつかないんですが、何しろ敷地が広かったからなー。寝転がってのーんびり眺めたい感じでした。ポカポカして気持ち良さそうだった。桜(多分。)の木もいっぱい植わってて、春はまた全然違う雰囲気なんやろなー。
で、続いていよいよ中尊寺。参道が春日大社並に長くて更に常に上り坂だったので、辿り着くまでにへとへと…。しかも目当ての金色堂に行く前に本堂やら何やらいっぱいあって、でもそれぞれにちゃんとお参り。そーいえば参拝券買ってへんなーとか言いつつ歩いてたら、なんだか立派な券売所が。どうやら参拝券が必要なのは金色堂だけのようです。本堂を差し置いて、金色堂だけ特別扱い…!資料館の入場券もくっついてたので、まずは資料館に行ったんですが、棺とか首桶とか展示してあって、複製って書いてないってことはコレ実物…?ていう。だって実物だとしたら中身はどこ…???(゚Д゚)ポカーンとしつつ、奉納された経典見て、紺地に金文字ってやっぱ良いよねーみたいなどーでも良いことを喋ってました。そして復元作業の様子を上映してくれてて、かなり興味深かったんですが、何しろ朝から動き回ってるので一人、また一人と睡魔にやられる私たち(笑)。

*1:7文字ずつ区切って末尾の文字を読むと「とかなくてしす=咎無くて死す」になるっていう。