@仙台

日程的に飛行機の特割が使えたので、何でも良いから取れる便にしよう! ってことで、行きは18時開演やのに10時前伊丹発でした。常にギリな行動を取る私らからすれば奇跡のような。ガッツリ観光もしようよ! ってことやったんですが、まぁいつものごとく行き当たりばったりで。以下たたみます。牛タンまみれの2日間。

21日(土)

仙台まで1時間ちょいで行けるとは思ってなかった。東京と大して変わらんやん、すげー!! と喜んでたのも束の間。仙台空港って、仙台じゃないのね…。空港から仙台駅直行のバスもあったんですが、ここは安さを重視してバスから途中でJRに乗り継ぐルートを選択したものの、そのバスが1時間に2本あればマシな方というすごいダイヤ。早速乗り遅れてしまったんで、空港で30分以上時間を潰す羽目になってしまった。ほんで次来たバスで目的の館腰駅に着いたは良いものの、ここでも30分以上の電車待ち。今回の仙台のキーワードかもしれん。移動の不便さ。この駅がまた無人駅で、私はライブに来たはずやのに、なんでこんなのどかなとこおるんやろう、って感じやった。そっから仙台までは4駅くらいやってんけど、逆に中心地からたった4駅でこれって、仙台すげー(笑)。今回一応ガイドブックも持ってたんやけど、何で仙台駅周辺のことしか載ってへんのやろうと思ってたら、そういうことやったんか。
そんなこんなで空港に着いたのは11時過ぎやったのに、仙台駅まで来たら既に13時頃。でもまだまだ時間に余裕があるので、牛タン食べに行きました。この日は牛たん炭焼 利久 オフィシャルウェブサイト。もう、めっちゃ美味かった!! 焼き肉行っても塩タン塩タン言うてるヤツなんですが、結構分厚いのにすごい柔らかくて、うまみがジュワ〜っときて、今までのタンはタンじゃねぇ!! ってくらい感動の美味しさやった。美味しいものとかわいい子には無条件にテンション上がるね! この時点で、仙台来てほんま良かったよーと幸せをかみしめてました。
ホテルのチェックインまで微妙に時間があって、観光もしときたいよな! と動物園に行ってきました*1。仙台からバスで20分ってことやったんですが、何かどんどん周りが山、って感じになってくるし、時間もどんどん経つしで、あれ、これライブ間に合うのか!? と不安になりかけた頃に到着。そんな立派な感じではなく、でも動物園に求めてるものはそういうもんでもないので、家族連れやらカップルやらに囲まれてウキウキと入園。ここで時間の計算をしてみたところ30分ちょいしかおれんことが判明したので、取り敢えず的を絞って見よう、ということでペンギンやら猿やら、アテレコして遊ぶにはもってこいな動物たちをチョイス。ペンギンはヤツラ固まって身動きすらほとんどしてなかったので大して遊べず、でも猿山楽しかった。小猿が3匹で遊んでて、1匹だけちょいデカかったから、剛さんとこーちゃんとベイベってことにしてみたり、かと思えば喧噪の中二匹でひっそり毛繕いしてるのがいて、でも一生懸命毛繕いしてあげてる側の毛並みが良くなかったんで、うわーあの人尽くしちゃってるよ! とか、得意の妄想を駆使してYと二人大盛り上がり。何でこんな楽しいんやろう、ってくらいはしゃいでもーてた。
仙台に戻るバスはいい感じに乗れたんやけど、仙台から利府まで電車で行って、そっからバスに乗るつもりが、利府行きが1時間に1本なことが判明。やべーよ! と案内所に泣きつくと、あっさり会場直行のシャトルバスを案内されました。こんなことなら前売券買っときゃ良かったよ…。乗り継ぐ方が安かったから、うちらかしこーい! くらいに思ってたのに。仙台駅前から会場まで40分くらいやっけな?
目の前で光一さんを見て、テンション上がりきってたんで会場出てすぐは涼しくて気持ちいいくらいやったけど、バスを待ってる間にかなーり寒くなってた。だもんで、夕ご飯にはコンビニのおでん。これと酒を買ってYと色々喋ってたんですが、体力的に疲れてたのかなんなのか、酒の回りが異様に早く。缶1本飲み干す前に眠くて眠くてどうしようもなくなって、辛うじてメイクとコンタクトは外して、翌日は昼公演なので、それまで青葉城行こうぜ! とかいう適当な予定を立てただけで速攻寝てもーた。

22日(日)

朝8時に起きるつもりが、二人して眠気に勝てず、気が付けば9時過ぎ。でも前日の教訓として、仙台の交通網を舐めるな、というのがあったので、今回はちゃんと利府まで電車で行けるように時間調べてから観光に向かいました。駅前からお城までバスで20分くらい、って書いてあってんけど、どう考えてもそれじゃ着かんやろ、っていう道路状況と、更にバス停から15分ほど歩かねばならんことが判明したので、バスん中で急遽予定変更して、途中の瑞鳳殿に行くことに。国宝って書いてあるし! とか言って。行き当たりばったりにも程があるよ、私ら…。
バスを途中下車したのは良いものの、バス停から瑞鳳殿までもちょっと距離があって、しかも入場料がワンコイン以上。だもんで「雰囲気味わえたからもういいよな」と途中で引き返しました。どこまでも行き当たりばったりorz でも薄暗くっていい感じに静かで、ここで撮影とかして欲しいなーと思った。Yも似たようなこと考えてたみたいで、二人でドラマの設定とか考えて盛り上がってしまいましたよ。時代は平安末期でーこーちゃんは貴族の子で薄暗い中笛吹きながら歩いてんの。んで山賊のつよっさんが登場してーこーちゃんを拉致っちゃってーとかいうアホなお話。いやでもそれくらいいい空気でした、瑞鳳殿
昼ご飯はどうしても牛タンが食べたかったので、急いで仙台駅にバック。手っ取り早く駅ん中の牛タン通りにいきました。そしてランチに選んだのは「伊達の牛たん本舗」仙台牛タン専門店。焼き加減が前日と微妙に違ってちょっとレアな感じ? ステーキみたいに分厚いのにめっちゃ柔らかくて、うわーやっぱ本場の牛タンすげー!!! とかなりテンション上がりました。
しかし実はこの時点で時間ギリギリ。20分くらいで急いで完食して、ホームまで走りました。それもこれも利府まで行く電車が次は1時間無いというダイヤのせい。けど予定通りの電車に乗れて、周りの景色がまぁストレートに言うと田舎で(笑)、とてもこれからライブ会場に行くとは思えないくらいののんびり旅行気分でした。
ライブ終了後。飛行機を関西に戻る最終便にしてたんで、意外と時間が空いてもーて、どーしよ、お腹も空いたな、ということで直で空港に行かずに仙台駅まで戻って、ほんでキルフェボンに行きました。ずっと行ってみたかったのよー! 何故わざわざ仙台で!? って感じやけど、関西には京都しか無いみたいやし。半端な時間にも関わらず結構混んでて、30分待ち、くらい。そしてここで事件が。どれにしようかウキウキとウィンドウを覗き込んでたら、カバンの持ち手がいきなりブチっと。ただのカバンじゃなくて、ママと共用のヴィトンですよー(苦笑)。でもまぁこのカバン見るたんびに仙台の楽しい思い出が蘇るよ! というポジティブ極まりない発言を速攻かましてたんですが。そうこうしてる内に通されたのはテラス席。夕方やから微妙に寒かったんやけど、時間が無いので贅沢は言うてられん。紅茶のお値段にちょっとびびりはしましたが、でも流石話題になるだけあってタルトも紅茶も美味でした。でも京都までわざわざ買いにはいけないので、大阪にも出店してください…。

*1:動物園って観光か…?/笑