2泊3日島根の旅(2)

後編。写真のせいで超重くなってたりしたらゴメンナサイ…。

7月4日(土)

半分寝ながら朝ゴハン食べて、今回のメインスポット・石見銀山に出発。宿から車で20分ほどだったので、人が少ないアサイチに到着できました。ナイス旅行プラン☆(私私!!)
今回は自分たちで普通に見て回れる龍源寺間歩。駐車場から結構な距離があるっぽくて、大変やなーて思ってたけど、案外そうでもなかったかも?てゆーても1時間くらいは普通に歩いてましたが。途中の石碑やら何やらに「ほほー!」てなってる間に時間が過ぎた模様。

間歩の中、予想以上に狭くて寒かったです。外めっちゃ暑いのに、ひんやり通り越して「寒ッ!!」てくらい温度低かった。こんな中で手作業ってそりゃえらい重労働やわ。私らがめっちゃじっくり見学してる中、後ろからどんどん追い抜かされてったんで、一般的にはあんまり食いつくスポットではなかったんかもやけど、「すごいなー」「すごいなー」て大興奮でした。
帰りは別のルートで40分ほどかけて下山。カフェでランチしました。ガイドブックにもガッツリ載ってたお店やねんけど、運動した後ってのもあってかなり美味しかったです、ハヤシライス。

お店の雰囲気も良かったので、かなりまったりでした。
食後は町並み散策。ここでまた絡まれる私たち。ボランティアのガイドさんっていう場合によってはすごいありがたい存在だと思うんですが、道々「毛利と尼子が〜」とか、「やっぱ天領って〜」て喋りながらきてた私らには邪魔以外のナニモノでもなかったよ…。前日キレかけた友達は、イラっとくる前にーって逃亡しよるし。結局、一番おっとりさんが「すいません、自分らのペースで見たいんで〜」て言って、早々に離れていただきました。歴史ヲタ、扱い辛くてゴメンね(笑)。そんなことはあったものの、ココ、今回一番楽しかったー!当時のままの武家屋敷と商家に入れんの。500円でコレ見せてもらえたらありがたすぎるよね!てみんなで大絶賛でした。帰ってから周りに話しても、いまいちどこがそんなに楽しかったのかわかってもらえなかったんですが。内部見学できたのは、見学用に遺されてるやつやったんですが、同じような建物がまだまだ現役で人が住んではんのがスゴイなーて思った。だってめっちゃ溶け込んでたよ?○○医院とかあって、絶対建物残ってるだけやと思ってたら、バリバリ現役やったし。そして、案外地元の若者が多かったのも意外でした。小学校とかも普通にあったしなー。勝手に過去の遺物・過疎の街みたいに思ってたけど、みんな生きてました。スゴイ。

ガッツリ堪能した後、微妙に時間もあったので、近所の仁摩のサンドミュージアムに移動。

私『砂時計』読んでないんでアレだったんですが、ガイドッブックに見開き2Pもスペース割いてたし。目玉の巨大砂時計は、思ったより高いとこにあったせいでいま一つ凄さが伝わらず、ふーん、て感じやったんですが、砂の標本作れるコーナーとかあって、子供に混じって作ってみた(笑)。一口に砂って言っても色々なんやねぇ。白良浜も鳴き砂だったことにビックリでした。(ちっちゃい頃家から水着で行くくらい近所に住んでたのに、全く知らなかったよ!)
レンタカーを返すリミットが19時やったんで、てきとーなとこで切り上げて、再び松江方面に移動。土曜やから道混んでるかも、て早めに出たんやけど、思ったより大分空いてて余裕が出来たんで、出雲に寄って駅舎見学をすることに。旧大社駅っていう、廃線になったJRの駅です。サクっと見て移動するつもりが、思いのほか楽しんでしまった。それはD51が置いてあったから☆

鉄子疑惑はあるものの、車両ヲタじゃないんで、詳しいことは全く知りませんが、キンキヲタ的には盛り上がるだろそりゃ(笑)。Yと一緒に、きゃっきゃ言いながら写真撮りまくってしまいました。でもあれ、駅舎も面白かったー。昔、出雲大社にお参りに行くのって、相当なステータスというかなんというかやったんやろなーて思うんですが(お伊勢参り的な。だって、だからこそ東京からの直通列車とかも存在するんやろうし。)、その玄関口にふさわしい、堂々とした建物でした。今の高架化された駅じゃ考えられん。今でも現役な私鉄の駅舎も、妙に異国情緒漂う感じで面白かったんですけどねー。(勿論そっちも見に行った。)
そんなこんなで予想外に時間費やしても、道が空いてたおかげで(そればっかやな…)、松江には余裕の時間に到着しました。ってことで、お腹空いたーってカフェに入る私たち。もうすぐ宿で夕ゴハンが出る時間なのに、我慢できなかったんだ。

宿まで松江からは電車移動やったんですが、その途中で宍道湖に沈む夕日がバッチリ見れました。

ほんとはベストスポットで見たかったのを時間の都合で諦めてたんで、ちゃんと見れて嬉しかったー。こんな調子で、なんやかんやうまく行ってしまう私たち万歳。
この日の宿は玉造温泉。前日の、一家で切り盛りしてます!くらいのこじんまりしたのと打って変って、別館やら何やらある大きい旅館でした。ゴハンは前日の方が美味しかったけど、こっちは露天風呂―。温泉きたからには露天に入らねば。…て書いてて、私そんなにお風呂好きじゃないことに気付いた(笑)。すぐのぼせそうになって、長時間浸かってられんし。(サウナも苦手。)でも露天風呂って、何かそれだけでワーイ☆てなるんだよな…。
この日も、朝からガンガン活動してたのもあって、ガールズトークするでもなくあっさり寝ました。CDTVは見たけど、眠くて死にそうだった。

7月5日(日)

最終日。レンタカーも返しちゃったことなんで、松江市内を観光。今回JRの周遊切符使ってたんですが、これに市内を巡る観光バスの料金も含まれてたのでバスで回った。

日曜日やのにかなり空いてて、勝手にちょっと心配になったり(笑)。
松江城ははずせんでしょ!てまずお城に行ったんですが、

お城よりも横の迎賓館スゲー!て感じだった。(お城は正直他のとの違いがあんまりわかんない。)明治天皇に来てもらいたくてロシア風に建てたんだってさ!当時はロシア風がウリになるくらい最先端だったんだろうか…。
お昼ゴハン出雲そば食べおさめ。

同じ出雲そばでも、出雲と松江じゃお出汁の味が違うそうで、なら両方食べないとね!ていう。松江のは塩辛いっていうことなんですが、そこまで違う感じはなかったかも。お店、武家屋敷とかが並ぶ地域にあったんですが、そのお店自体も昔の建物を利用してるかなんかで面白かったす。
食後は小泉八雲関連施設。ここらへんも周遊切符の特典で、入場無料だったんですよねー。かなりお得。八雲が自宅の庭について書き残した文章があって、それをココのことですよーて対応する箇所に展示してくれてて、これをこう表現してんのか!スゴイなーていう楽しみ方が出来ました。なんかすごい小難しい文章で、私らでもよーわからんもんを外国人がスゴイな!て言ってたら、八雲本人は英語で書いてて、それを誰かが訳したもんだったという。そりゃそーか。年表もあって、奥さんがかなり歳の離れた日本人だったので、親は反対したやろなーとか勝手なことワキャワキャ言い合ってました。資料館の方には愛用品とかが展示してあって、それにお孫さん直筆解説文がついてて、明治って時代の近さを感じたり。だって、ひ孫さんがまだそこそこ若いんだもん。まぁうちのじーちゃんも大正生まれなんで、その父親、とか考えたらそりゃ近いわなー。
しっかり堪能して駅ビル(ビルっていうかなんていうか、ですが。)でお土産買って、松江出たのが15時頃。帰りの電車は行きと同じく爆睡で、結局途中の風景は全く見れずじまいでした。ま、飛行機乗ってたらどっちみち見れんもんやしね!岡山で新幹線に乗り換えてからは、次回の旅行について相談始めてました。きっと来年やけど、まぁ今度は東かなーとか。って、どんだけ先走り…(笑)。あー楽しかった☆